生活習慣の欧米化に伴い日本では大腸直腸癌の罹患率、死亡率が増加してきました。現在大腸直腸癌の罹患率は男性では胃癌に次いで2位、女性では第1位で、将来的にはどちらも第1位になることが推測されています。また死亡数は実に3万8千人余に達しています。これは男性では肺癌、胃癌、肝癌についで第4位、女性では第1位です。
当院ではこうした現状を踏まえ、便潜血検査(便中に血液成分が含まれているかを調べる検査)・及び大腸内視鏡検査を適宜お勧めしております。年1回の検診を行なうことで大腸癌死亡を60~70%減少できる可能性があると言われています。