当院では先々代より胃カメラ(現在では胃内視鏡と呼びますが)検査に力を注ぎ、日本人に多い胃十二指腸潰瘍、胃癌の診断を行ってきました。
こうした先人達の努力によって、胃癌による死亡率は1960年代から大幅に減少しています(死亡数・罹患(病気になること)数は依然として上位を占めています)。
現在はストレス社会であり、胃十二指腸潰瘍、胃癌の他胃炎や逆流性食道炎の方も多く受診されます。こうした患者様にとって内視鏡検査が特別な検査ではなく、抵抗なく受けられるようにすることが必要と考えております。
当院では以前から内視鏡検査を行っていましたが、現在は鼻から行う経鼻内視鏡検査も導入し嘔吐反射がおきにくい検査を目指して、患者様の御希望に沿うように検査を行っています。